【乗車記録】房総特急に乗ってきた
お久しぶりです。
先日、特急も使いながら房総半島大回り乗車をしてきました。関東圏に在住する方なら時間にもお財布にも優しく、気軽に行える日帰り鉄道旅だと思いますので、記録という形で残しておきます。
ルートはいくつかあると思いますが、私の最寄り駅である戸塚から錦糸町に向かい、そこから総武線・東金線・外房線・内房線・京葉線を経由し、区間の重複のないように東京駅へと戻りました。(なお、改札は出ていないので、運賃は戸塚と錦糸町の往復の料金のみです。)
①戸塚⇒錦糸町
・横須賀線 普通 上総一ノ宮 行
戸塚857①→錦糸町952④
E217系15両 編成ワカラン() 普通802S→快速803F
E217は腐るほど乗っているので、当日は写真撮ってません(笑)
前の列車が戸塚駅で車内点検を行ったため、定刻1,2分遅れでの発車となりました。少しヒヤっとしましたが、何事もなく錦糸町へ到着しました。
②錦糸町⇒成東
・特急 しおさい 3号 銚子 行
錦糸町1019④→成東1116①?
255系9両 Be-01編成 4003M
初めての房総特急だったので、入線を楽しみに待っておりました。
そして1018に4番線へ入線してきました。
トップナンバーの編成だったため興奮して顔を撮るのを忘れました。
オタクはトップナンバーが大好きなのでしょうがないね。
現在、房総方面の特急列車には255系5編成45両とE257系500番台19編成95両が充当され、今日の私の乗車では唯一の255系となります。
なお、255系はJR東の特急車両では初めてVVVFインバータ制御方式を採用した車両でもあります。(現在は機器更新を受け、全車両がGTO→IGBT素子インバータ制御方式になっています。)
ということで、せっかくの255系はグリーン車で楽しむことにいたしました。
なお255系のグリーン車は、シートピッチや背もたれの倒れる角度、車内の質感などがグリーン車らしくないと不評であるらしく、乗車を楽しみ?にしておりました。
グリーン車に入るときってワクワクしますよね。。
こちらがグリーン車内部ですが、分煙していた時代の名残であるパーティションが残されています。現在は全車両禁煙です。
(質感とかそんなに気にしたことなかったのであまり不評とされている理由がワカラン...)
でも確かに、車内のライティングとか、同時期あたりの651系のサロ車は3列シートだったなあとか、E351系はもっとリクライニングできたなあと思うと、ちょっとわからなくもない気もするんですが、決して悪いものではなかったと個人的には思いました。
一時間弱のプチ贅沢を終え、成東駅に到着です。
今度はちゃんと写真に収めておきました。カッコイイですね!
トイレやら何やらで30分ほど時間を潰し、次の乗車です。
予定では、余裕を持たせてこの1本後への乗車でしたが、何もないのでさっさと先へ進みます。
③成東⇒大網
・外房/東金線 普通 千葉 行
成東1148⓪→大網1205④
209系2000番台4両 C406編成 1642M
成東駅には0番線があります。東金線は基本的に0番線から発着します。
「走ルンです」へ乗車です。()
209系は、塗装剥げや汚れがひどい編成が多い気がしますね。。
2000番台と2100番台の違いは、前者のドアエンジンは空気式、後者は電気式であることですが、んにゃぴ...なので、ここでは全部2000番台にしておきます()
すっかりのどかになった車窓をぼんやりと眺め、約15分ほどで大網駅へ到着です。
次に乗るのは特急わかしおですが、列車の時間まで1時間半以上あるので、お昼ご飯を食べたり撮り鉄したりで時間を潰しました。
カーブを描いてる駅、すこ
黒つぶれしてる... この日、2,3年ぶりに一眼に触ったので、許してクレメンス...
部活帰りと思しきJKを眺めたり、飲み物を調達したりと、なんやかんやで乗車予定時刻が迫ってきました。E257系が1345に二番線へ入線です。
④大網⇒安房鴨川
大網1346②→安房鴨川1452①
E257系500番台5両 NB-18編成 1059M
ここから安房鴨川までの1時間弱は、海側の窓側であるD席を指定し乗車しました。乗車率は比較的高めであったと思います。
至って普通の、特に文句のない車両であったと思います。(ボケっとしてただけ)
安房鴨川へ到着。
高校生の頃に18きっぷで茨城から来た際にココで昼休憩をとったのですが、財布を忘れ、スマホケースに入っていたSuicaの残高でサンドイッチを買ったことを思い出します。(余談)
ここから館山までは、普通列車に乗ります。
⑤安房鴨川⇒館山
・内房線 普通 館山 行
安房鴨川1516③→館山1557
209系2000番台6両 C601編成 3134M
6連のトップナンバーを引きました。やったね! 左目が割れてるな。。
隣の2番線に入線してきたこちらも、左の球が切れてるのかな?
海沿いを走ります。良い眺めで、ちらほらといた乗客もみな写真に収めていました。
障害物が多くて撮るのが大変でした。
約40分の乗車ののち、館山駅へ到着です。
乗り換え時間が短いので、足早に特急の待つホームへ向かいます。
⑥館山⇒蘇我
・特急 新宿さざなみ 4号 新宿 行
館山1600①→蘇我1717①
E257系500番台5両 NB-15編成 9046M
列車番号を見ての通り、館山始発の臨時特急となっております。主に土日祝に2往復運行しているようです。
この列車も、海側のA席を指定しての乗車です。
夕焼けに染まる富士山がきれいに見えました。
電線が写り込んでいますが、いち作品としての富士山の写真というより、旅の1ページとして風景を切り取ったものというか、写ってると現実みがあってもいいんじゃないですかねという感じです(適当)
1時間17分の乗車を終え、蘇我駅に到着です。写真撮ったあとは寝てました。
次の列車まで40分ほど空きますが、何をして暇を潰そうかと悩もうとしていたら、貨物列車の操車が目の前で行われていました。いい暇つぶしになりました。
京葉臨海鉄道のディーゼル機関車KD604からEF65への引継ぎを見ることができましたが、写真は撮っていませんでした。ち~ん(笑)
EF65-2080
手持ちだとスマホの方が写りますね...
発車時刻が迫ります。
⑦蘇我⇒東京
・特急 わかしお 18号 東京 行
E257系500番台10両 NB-05+NB-03 1068M
本日の房総特急の最後を締めくくるのは、2連10両編成のわかしおです。
お酒を片手に談笑する乗客が多かったです。いいですね。
連結部も収めておきました、おたくなので。
残りのお弁当を食べます。冷めてもおいしいシャウエッセン(アルトバイエルンだったかもしれんな)
40分も経たぬうちに、東京駅(京葉線ホーム。はい。)へ到着です。
ひたすら歩いて東海道線ホームを目指します。
⑧東京⇒戸塚
東京1906⑩→戸塚1944③
何乗ったかも覚えてません。湘南色だったのは覚えてますので、もしかしたら115系かもしれないです。(ないです)
ちなみにこの列車は土休日の運転のみらしいです。
この日は多分満月でした。天気にも恵まれた良い日でした。
255系はデビューから30年近くが経とうとしていますが、いまだに具体的な置き換えの話もありません。
かつて隆盛を極めた(言い過ぎ?)房総特急も、97年の東京湾アクアライン開通や高速道路網の整備により、高速バス等が台頭し、次第に減便がなされ、影の薄い今に至ります。また、東京駅での発着が京葉線ホームへと変わり、乗り換えが大層不便になり、千葉駅を経由しなくなった列車ができたということも後押ししているのかもしれません。
しかし、鉄道でゆったりと車窓を眺めながら、アクアラインと違って頻繁に渋滞し到着が遅れてイライラすることもなく、快適に房総半島へ足を運ぶことができるということは、大きな魅力であるとも考えることができます。
週末に、ある意味空いていて気軽に楽しめる房総半島大回り、いかがでしょうか?
今度は、来年3月のダイヤ改正によって姿を消すことになる185系踊り子に乗れたらいいなと思っております。ではこのへんで。